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陸伝 第六回 前編

名前:ザキ日付:2011/04/11 00:20:29

皆さんこんばんは


前の練習ではタイムトライアルを行い、いよいよシーズンといった感じで皆さんも気合い入ってきたかと思います。試合や記録会など含め、こうした自分の力を確認できる機会を有効に使い、徐々に調子を上げていけたらいい感じですね。

さて今日は本題に入る前に連絡です。
今週から講義もはじまり、土日に実習や試合その他で時間が確保できなくなりそうなので、週1の更新ペースを少し落としていくかもしれないので、あらかじめご了承下さい。
まぁ、部活や試合で思うところがあったり、もともと話そうと思っていたネタをゆるゆる上げていくつもりです。




では本題です。
今回は「W-upの意義」についてです。ただ、この内容の方法論について話し出すととてつもなく長くなりそうなので、自分がいつもこういったことを意識してやってますよー、という感じで話を進めていきます。

今回扱うW-upの範囲ですが、実際に走る動作を行う、流し、より手前に行う内容を指定したいと思います。
まず、W-upの基本的な役割についてですが、これは単純で走る準備を整えることにあります。体をほぐしケガを予防すると共に、体の可動域を広げより良い走りを可能にするのです。特に、私たち現代人は椅子に長時間同じ姿勢で座っていることが多いので、筋肉や関節は凝り固まってるし、姿勢も悪くなっています。そんな状態から、走れる状態まで移行するのに、私たちは毎回手順を踏んで体を起こしているわけです。

その手順は個人差はあれど、大体は、ジョグ→体操→ドリル→流しの順で行っていると思うので、順を追って、それぞれについて補足説明していきます。


まず、ジョグですが、これは一番最初に体を動かして血を巡らせ、全身をほぐす役割があります。W-upの最初の動作ですから多くの場合、ウォークから徐々にジョグへと移行する場合がほとんどでしょう。また、冬場などでは、体が温まるのが遅いので、少し長めのジョグが必要になってきます。
さらに、ここで意識してもらいたいのは、体の状態確認についてです。私たちの体は、日常生活でゆがんでいたり、前日までの疲れを持ち越していたりと、コンディションに問題を抱えている場合が多いです。そうした身体の異常を確認するのに、ジョグはとても良い機会となります。自分で普段意識しているような、地面への設置、タイミング、軸のバランスなどをよく確認し、その日の練習で意識するべき点を、事前に知っておくと、より効果のある練習へとつなげられるかもしれません。


次に体操ですが、より部分的な筋肉や関節をほぐすことが目的となります。ここでは、皆さん自身の体操バリエーションがあるので細かいことはいいませんが、一通り体全体がほぐせるように心がけましょう。そして、体操1つ1つを行うときに、一体何処をほぐしているのか意識できるようになるべきです。同じ体操だと思っていても、ほんの少し力の入れ方が違うだけで、まったく別の効果を生み出すことがよくあります。普段やっている自分の体操を再確認し、自分が何処をほぐしているのかきちんと把握できるようにしてください。


(字数制限越えたので前後編に分けます)

陸伝 第六回 後編

名前:ザキ日付:2011/04/11 00:19:17

最後にドリルです。ドリルには重要な要素が多いですのでいくつかに分けて説明しますね。
1つは、単純に体をほぐすことにあります。今までのW-up動作よりも、実際に動かすことでより広い可動域をつくりだしています。W-upで行うドリルのことをDS(ダイナミックストレッチ)と呼称することがあるのは、より動的な体操であることをあらわしているわけです。

2つ目は、ジョグの時にも述べたフィジカルチェックです。ドリル動作を行いながら自分の体の状態を確認し、身体に異常がないか調べます。少しでも異常が見られるようなら無理はせず、流しで様子を見るか、必要なら、その日は走るのをやめる判断が出来るようにしましょう。走りたいからと言って無理をしても、状態の悪化や、ケガの長期化を引き起こすだけです。そうした場合には、自分だけで判断せずに、誰かに相談したり、病院で見てもらう方がよいでしょう。特に、陸上競技者はよくよく無理をする傾向がありますが、ケガをするよりは何日か休んだ方がよほどいいので、今回の内容を心がけてください。

3つ目は、毎日行う内容として重要な点で、ドリルの本質でもある、走りへの応用です。ここで知っていてもらいたいのは、全てのドリルは走り動作を分解したものの一部だと考えても過言では無い、ということです。W-upでおこなうドリルも、全て走りに通じる所があり、私たちは毎日技術練をしているようなものと考えることも出来ます。つまり、1つ1つのドリル動作を意識して行えば、日々フォームの改善が行えるというわけです。そのためにも、動作1つ1つの意味を理解し、何が意識できるのかを考えながら行えるようにしましょう。そうすれば、毎回繰り返す動作ですから、きっと身になるはずです。



今回の説明はこのくらいにて。
重要なのは、自分の行っている動作にどのような意味があるのか、常に意識しながら練習することだと思います。これは、W-upに限らず、陸上全般に通ずることです。もちろんそれを完全に行える人はいないのかもしれませんが、努力することは出来ます。誰かが「能力に限界はあるが、向上心に限界はない」と教えてくれた記憶があります。僕も、より積極的な陸上競技者を目指して頑張っていくので、皆さんも是非今日の内容含め、チャレンジしてみてください。


更新遅れた上に、文章めちゃくちゃだったらすみません。今目眩がする程度には眠いですw
なのでもう寝ますね~

皆さんまた次回お会いしましょう
それでは

陸伝 第五回

名前:ザキ日付:2011/04/04 00:27:04

こんばんは無事沖縄に帰還しました豊崎です


更新遅れてしまいすみません

今日は「緊張と集中」について話します。前回に続き試合に関係する内容です。



試合も間近となり、皆さんも練習の中で、トップスピードやスターティングブロック、ないし各技術練やタイムトライアルなどを意識する機会が増えてきたかと思います。また、試合本番となれば皆さん多かれ少なかれ緊張することでしょう。
これはとある番組でとある野球選手やサッカー選手が話していたことですが、プレイをする際に最も力を発揮できる状態は「緊張:集中の割合が50:50」の時だそうです。その状態では、神経、感覚が研ぎ澄まされ、まわりの歓声などは聞こえなくなってしまうとか。まぁ、私たちがそこまでのメンタルコントロールを手に入れようと言うのは難しいことですし、一般人が真面目に試合等へのぞめば、ほとんどの場合において緊張の割合が高くなるに決まっています。
つまり、いかに緊張の度合いを下げるかということに意識を傾けたほうが、緊張;集中=50:50に近づけやすいのではと考えられるわけです。


では、それを実践するための方法についていくつか例を挙げます。
試合にのぞむ前の準備については前回の陸伝で話しました。そのように、自分のイメージ通りに行動することも余計な緊張をなくす手助けになります。
そして、試合の日は冷静かつ超ポジティブにいってしまいましょう。大まじめにポジティブシンキングしてください。人間あせるとミスしやすいですし、そういったミスは余計な緊張をあおる結果へと繋がります。何事も落ち着いて対処し、たいていのミスは超ポジティブに流しましょう。同じように、レーンや走者を確認する時も、周りの力量やレーンの悪さを気にするのではなく、レーン位置と走者から試合の流れを予想し、その中で走る自分の良いイメージを作り出すことが大切です。ポジティブに。また、走者のことも、速い人がいれば、その人に引っ張ってもらう、力量が同じくらいなら最後まで競り合う、そして勝つ、くらいにプラス方向へ捉えていきましょう。ポジティブに。それでイメージ通りいかなければ後で確認し直せばいいんです。だから、試合前に上手くいかないかもとか考えるのはナンセンスですよね。

本当は普段の練習時のイメージも生かすべき場面ですが、それについてはまた別の機会に話します。
ただ、タイムトライアル(TT)については今週にも予定していますので、スタート予備動作と一緒に説明しておきます。

皆さん、今度のTTは試合のつもりで挑みましょう、が結論です。
TTは、ある決められた時間に向けてアップを行い、本番にてベストを尽くす、といった内容の予行練習をするのにうってつけの機会です。そうした一連の行動に慣れておけば、本番での緊張を和らげてくれるでしょう。
そして、特に短距離において緊張緩和に大きな効果があるのがスタート動作です。人間不思議なもので、普段から慣れている行動を繰り返すことで、何故か心が落ち着いてしまうわけです。皆さんも、スタブロを合わせる所から位置に着くまで毎回同じ動作を行ってる人が多いですよね。このスタート動作、多少大げさでもいいので自己流の流れを意識してつくってみて下さい。自分でイメージして暗唱できるくらいのほうがいいかもしれません。これからスタブロ使うときは是非他の人を観察したり、自分で実践してみてください。結構楽しいですよ。


短めの説明でしたが、実際の試合において緊張の要因となるものは、説明したもの以外にも多岐にわたるもので、それは個人で大きく差が出るものです。また、試合はどれだけ回数をこなしても、完全に慣れるものではないでしょう。自分も、高2の夏頃から極端な緊張はしなくなりましたが、体調不良や練習不足による不安、リレーなどチームへの貢献に対するプレッシャーなどで緊張度合いは毎回変わっていくものです。ただ、一様に言えるのは、自分がどれ程の緊張で普段通り走れなくなるのか、そしてどのような理由で緊張してしまうのかなるべく理解しておくことが、緊張を制御する力になるということです。少し難しい表現になりましたが、つまり、積極的に試合に参加して、自分の経験を積んでいくことが大切だということです。

自分も、今年は試合出場数を上げていきたいと思っています。皆さんも、参加できる試合は積極的に参加していきましょう。


今回はここまで

はじめまして!

名前:一橋大学陸上競技部新2年 佐野健太郎日付:2011/03/27 13:26:41

こんにちは(^^)/
突然の書き込み失礼します。

一橋大学陸上競技部新2年の佐野健太郎と申します。
今回は来年度の春合宿の件で書き込みさせてもらいました。

3年に一度、私たち一橋大学は琉球大学さんと合同で春合宿を行わせてもらっています。
来年度も今までと同様にそちらで春合宿を行わせていただきたいと思っているのですが、よろしいでしょうか。

もしこの件について担当の方が決まっておられるのであれば、メールで連絡をいただけると助かります。
返信よろしくお願いします。

[1]RE:はじめまして!

名前:ヤビ日付:2011/03/29 16:15:18

一橋大学佐野さん、こんにちは。
現在部長をしています新三年次、屋比久貴之と申します。
合同合宿の件ですが、こちらも3年に1度開催されるという事は伺っており、ぜひお願いしたいと思います。
うちはまだ担当などくわしく決めていないのですが、なるべく早急に話し合って、決め次第こちらから連絡いたします。
尚、その間は何かあれば自分が承りますのでよろしくお願いします。

[2]RE:RE:はじめまして!

名前:一橋大学陸上競技部新2年 佐野健太郎日付:2011/03/30 11:34:28

屋比久さんこんにちは。素早い返信ありがとうございます。
好意的な返事がいただけ非常に嬉しく思います。

担当の方の件了解しました。

なにかとご迷惑をおかけすることになると思いますが今後よろしくお願いいたします。

陸伝 第4回

名前:ザキ日付:2011/03/27 22:34:52

みなさんこんばんは豊崎です


復路便が3日後となり少々憂鬱になってる豊崎ですw

あぁ、そういえば卒検無事合格致しました
沖縄で試験受ければ晴れて免許取得です

車を買う予定はまだ無いんですけどね金銭的な意味でw




さてと、いつも短く簡潔にをモットーに書いておりますこのコーナー
しかし気がつくと長文駄文が並んでいるという
まぁたくさん伝えたいことはあるんですけど
自分自身の成長と共にゆっくりやっていきますね


今日は試合のタイムスケジュールについての話題です。
そろそろ試合シーズンが始まる季節ですし、練習のシフトについても各自意識していくべき時期になりました。今日は、それをふまえて試合当日の動きについて少し考えてみようと思います。
皆さんも、試合の日どのように動くかは事前に確認していると思いますので、今回は細かいことは言わずポイントをまとめるだけにしておきます。いつも伝えている通り、各個人で有効に活用していただければよいかと。


まず、可能ならば前日までに自分でタイムテーブルをプリントしておくと、直接書き込めるので計画が立てやすくなるでしょう。そうして、最初に自分の出場種目をチェックしておきます。自分はマーカーとかで目立つようにしてますね。そこから、招集開始と終了時間を逆算しておきます。この時、試合や記録会により設定されている時間が異なることがあるので要確認です。それがわかったら、さらにそこからアップ開始時間を逆算し、何時までにストレッチや食事等を終えておくとよいか考える目安にします。大まかな流れは以上です。非常に単純なことですが、これを前日ないし試合当日の朝にやっておくと、大分余裕を持って行動できると思います。
それと、当日試合のプログラムが見られるようでしたら、早めに自分の組とレーンも書き写しておくと良いかもしれません。別の機会にお話しすると思いますが、試合をイメージするとき役に立ちますし、なにより招集をスムースにやることが大切ですので。

また、飲食については人によって方法が大きく異なることですので、次から述べる内容はあくまで自分の方針です。自分は消化が遅い上に、お腹を壊しやすく、胃に物が入っていると走れない人間なので、食べ物については時間で規制をかけています。実際を言うと、まず試合当日はパンかおにぎりを食べるだけにし、弁当など消化の悪い物をとってしまう可能性のある物は避けています。そして、固形物は試合開始3時間前、ゼリー飲料などは1時間前、以後は水分のみとしています。前回説明した水分補給についても、招集後は水だけをとるようにしているといった形です。これは、皆さんのレベルで考えていただくと良いでしょう。

他に、決勝もしくは2種目の再アップを短くしたり、朝一の種目がある日と試合が午後からの日では動きが違うなど細かいことを上げればきりがありませんが、そういったことはこれから試合で得られる自分自身の経験を活かすなり、先輩にたずねるなりして、しっかり補強していってください。


今日伝えた内容を実践するのは、少々面倒に感じるかもしれませんし、時に臨機応変に予定を変えていくことも必要となりますが、試合当日はなにより心に余裕を持つことが大切です。そのためには、事前にしっかりと予定を立てて、試合当日に自分のペースを作れるようにすることがポイントになってきます。皆さんも、試合に自分のペースで臨み、自身の成果を発揮できるよう、試合前に意識して行動するよう心がけましょう。


また、機会があれば試合に対する心構え(メンタル)についても話そうかと考えていますが、今回はここまでとしておきます。

それでは