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掲示板:琉大陸上部掲示板

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陸伝 第三回

名前:ザキ日付:2011/03/20 17:07:19

皆さんこんばんは


いよいよ免許も大詰めに入ってきました豊崎です
明後日卒検受けてきます!

今週は学科が詰まっていたので、練習は火曜日の平和公園(坂ダッシュ+階段)と今日の市民スポーツセンターぐらいでしたね
少しずつ足がなまっていく……



いやいや卒検終わったらまた走りに行ってきますよ!!!
またみんなで練習できるのが楽しみなので♪



さて、今日のテーマは「水分補給」です。
陸上の練習において水分補給はかかせません。私たちは走ることで大量の水分を失い、そのまま放置しておけば脱水症状や、夏場での日射病や熱中症(特に沖縄は夏場が長いww)を引き起こす可能性があります。皆さんも、練習中は欠かさず水分補給を行っていることでしょう。


ここで皆さんに質問です。皆さんは水分補給にこだわりはありますか?
ある人はとても良いことなので継続しつつ、今日の内容も参考にしてみて下さい。無かった人も今回を良き機会として、是非チャレンジしてみて下さいね。


といいましても、また一から方法論なんてものを話していくと長くなるので、今回は、ある人の水分補給を例にとって説明していきます。ある人は、胃腸がとても弱いので水分補給はよくよく気をつけています。
ある人S.T.さんは、まず「一回の水分補給の量」に気を使っています。いわゆる、がぶ飲みをしてしまうと胃液がうすまり、逆に吸収効率を下げてしまう上に、下痢や腹痛の原因となってしまうからです。なので、一回の補給につき一口を目安にしています。そのかわり、ドリルの合間やリカバリー中などに、小まめな水分補給をするよう心がけています。

次に「水分補給のタイミング」ですが、これはずばり、のどが渇く前です。のどが乾燥してカラカラしてくるのは、水分不足の証拠であり、それから水を飲むのはちょい手遅れです。それを防ぐためには、隙あらば水分補給をすることが効果的です。w-up前に補給、ジョグ直後補給、体操直後補給、ドリルの合間合間補給、メニュー前補給、Rec.補給、Res.補給、メニュー直後補給……。こんなに飲んだらお腹壊さない?と思われるかもしれませんが、前述の一口補給が守られていれば問題ありません。

他に「飲料の種類」にも気を使っています。人は汗をかくと、水分と同時にナトリウムを失っていきます。そのため、スポーツドリンクでの水分補給は大変効果的です。しかし、スポーツドリンクは水に比べ吸収が遅いという難点があるのです。なので、特に試合などでは、アップ始めやメニュー後にはスポーツドリンク、練習の合間は吸収の早い水を飲むようにしています。あと、個人の感覚かもしれませんが、スポドリはのどに絡むのでメニュー前は飲まない、といった理由もあります。また、飲料の温度も影響があります。あまりに、冷えすぎたものを胃腸に入れると、吸収が悪い上に、腸を刺激して腹痛を起こしてしまうのです。そのため、なるべく水分は持参し、買ってすぐの物は飲まないようにしたり、水分を内に含んでから一呼吸置いて飲み込むなどしています。


ここで、ある人のこだわりまとめです。
①一回の水分補給は一口ずつ
②水分補給は小まめに
③スポーツドリンクを使い分ける
④冷たすぎる物は避ける


さて、皆さん少しは参考になったでしょうか?
今回の内容は、ほんの一例ですし、別の見解や他の方法もたくさんあると思うので、皆さんも自分で調べてみて、是非自分流の水分補給をマスターしてみて下さい。

それでは今回はここまで

陸伝 第二回

名前:ザキ日付:2011/03/14 00:04:00

皆さんこんばんは

今週は平和公園の99階段や出身高校でそこそこ練習してきました
高校陸上のエネルギーに触れて、大部
あと、久しぶりの階段メニューではかなりいい感じの疲労感を得ることができましたよ
沖縄にも広くて長めの階段があると練習できていいんですがねー

誰か知っている方がいたら是非教えて下さい!



では、やることも事前に説明していますし早速始めたいと思います。


今回の内容は「レストとリカバリー」についてです。

短距離の練習日誌などではRes.やRec.などと表記されています。
この2つのワードは陸上のメニューを円滑かつ効果的、そして安全に行う上で重要な要素であるため、あえて今回、内容を再確認しつつ、注意事項や意識したい点について話していきたいと思います。

まずは実際の意味から説明します。琉大陸上部でメニューを組む立場として、皆さんにはこの方式で覚えて欲しいと思います。

ここで、知らなければならない単位として「本数」と「セット」があります。
本数は、スタートからゴールまでの区間を1本として数える単位です。表記する際には、200mを10本ならば200×10、300を1本と100を1本ならば300+100と表します。そして、セットはこの本数の一つの集まりです。例えば、300+100を1セットとして3回繰り返す場合には(300+100)×3となるわけです。

これらのメニュー表記で、セット中の本数を繋ぐのが「リカバリー」であり、セットを結ぶのが「レスト」となります。例えば、(300+100)×3 Rec.3分 Res.10分と書かれていれば、本数間に3分間、セット間に10分間の休みがあるということです。基本としてリカバリーはレストより短く、またリカバリーに限り100w(100m歩く)といった形式を取ることもあります。


さて、基礎知識の説明は以上です。
後半は、レストとリカバリーの持つ効果と、意識するべき点について、説明します。

レストとは、セット間を繋ぐ長めの休みのことです。
だからといって、レストの間中ダラダラ過ごしていいわけではありません。私たちは、このレストの間に、出来るだけ前セットの疲れを取り、次セットへと準備する必要があります。そのために、まず筋肉を軽くさすったりふるったりして疲れを取ることを考えます。時間に余裕があれば靴を脱ぎ(靴紐を解いても良い)血行を良くすることも効果的です。また、一時的に座ったり、体を横にして呼吸を整えることも必要でしょう。呼吸は、次のセットまでにほぼ完全に回復出来るのが理想ですし、そのためにレストは長くとられていると考えても良いかもしれません。ただ、あまり長時間座っていたり、走る寸前まで寝ていたりすると、せっかくウォームアップとメニューでほぐれた体を、再び準備不足にしてしまうことに繋がります。それを防ぐためにも、呼吸がある程度整ったら、歩いたり体操をしたりして体をほぐし、セット前には余裕を持ってスタート地点に行き、軽く流しなどもしておくと良いでしょう。

次にリカバリーですが、これは本数を接続しセットにまとめる小休止の役割を持ちます。
呼吸は完全に回復しない場合もあるでしょうが、次の本数を目標タイムで走れる程度には回復できなければなりません。そのため、レストと違い動きを止めないようにするのがコツです。足をさすったりたたいたりして刺激を与え、足踏みやジャンプなどをすると良いかもしれません。また、どうしても呼吸が乱れがちになるので、意識して深呼吸をゆっくりと行います。そして、この時体をくの字にして膝に手をつく姿勢はなるべくやめましょう。一時的に呼吸が楽になるような気がしますが、体を起こした時に余計呼吸が苦しくなるだけです。こうして、短い時間を有効に活用し、次の1本に備えましょう。


これらのことを意識して練習すれば、より良い練習が出来るだけでなく、怪我を防ぐことにも繋がります。
皆さんも是非実践してみて下さい。


では、本日はここまで。

MT……これほどとは……

名前:ザキ日付:2011/03/02 22:21:34

皆さんお久しぶりです あ、一応豊崎です。

沖縄に居る人帰省してる人様々だと思いますが良き春休みは過ごせているでしょうか?

自分は今日も車校で、午前:技能+午後:学科詰めてきましたー
いやぁ開始一週間にしてすでにマニュアルを選択したことを後悔している次第ですwww
これから心労の耐えない日々が続くかと……エンストとかエンストとか……エンストとか♪


まぁ近況報告はほどほどにしといてですね

以前練習日誌の方で報告したコラム(?)についてですが、色々書き出していたら12項目にもなってしまいまして
めんどくさい病が発症しそうだったのですが、昨日つかさに「自分で言い出したんだからはよ上げろやこのクズ(補正済)」と催促を受けたので予定立てときますね


つかさアリガトナー( ◕ ‿‿ ◕ )ノシ


だいたい日曜日に1~2項目ずつ上げていこうと思います
こうキチッと決めとかないとまた滞りそうなのでw

自分が今まで実際に学んで、陸上観が変わったり、競技レベルの向上につながった内容を上げるつもりです(つまり他ホムペや陸上本のコピペは一切無)
それ故に気をつけて欲しいのは、それらの内容が自分自身の主張であったり、自分に教えてくれた人の考え方であり、決して押しつけではなく、また全ての人にとって正しいと思える内容でもないということです

まぁ他に、かつてあんなに熱く燃えていた陸上魂がすっかり腐りきってしまった自分では現在達成できていない内容も含まれているかもテイウ問題モ……
そこは何卒ご容赦をばww


第一回でまた詳しく説明しますが、各項目の中から皆さんにとってプラスになりそうなことを取り入れてもらえたらいいと思います

是非目を通してみてください

[1]RE:

名前:まえちゃん日付:2011/03/02 23:36:02

いやいや、自分のセリフが100倍ほど暴言化していますけど?!

MT頑張ってください!コラムのアップ楽しみにしています。

[2]MT車

名前:シン・チャン日付:2011/03/09 10:30:48

車校お疲れ様です。

MT車は免許を取っても最初のうちはヒヤヒヤすると思うよ。特に、坂道発進。

2年程MT車に乗り慣れてるけど、やっぱり月に1回くらいはエンストするかな・・・。

3月7日月曜日

名前:まえちゃん日付:2011/03/07 13:31:15

今日の前期日程合格発表の日に琉大陸上部のビラを配りました。
松岡さん、屋比久さん、古川、諸見里の4人が集まってくれました。
一部アメを貼り付けて工夫し、5人で手分けして合格者に配っていきました。
雨が降った後で板を見に来た人数は微妙で、アルバム委員、他サークルなどが来ていたり、合格者やすでに配った人を見分けるなど悪戦苦闘しました。
しかし奮闘した結果、用意した200人分のうち、162人分配ることができ、4分の3以上をクリアできたので目的はおおむね達成できました。
お忙しい中集まってくださった4人には本当に感謝します。ありがとうございました。m(__)m
4月の入学式からは「部員全員」で新入部員の確保を頑張りましょう。そして協力しましょう。

陸上部の仲間たちへ伝えたいこと(第一回)

名前:ザキ日付:2011/03/06 22:10:28

皆さんこんばんは

半ば自己整理のために始めてしまいましたがこのコーナー
タイトル「陸上部以下略」は長い(ついでにクサイセリフですがw)ので「陸伝」と略しましょうね


今日の内容はこれから自分が伝えていく情報と、皆さんが陸上に関して学ぶであろうことについて、どのような意識を持って接していくべきか自分の意見を書いていきます。なので、これからこのコラムを見て下さる方には、今回の内容を念頭に置いて話を聞いて頂けると、より一層の理解や、誤解を防ぐことに繋がるかと思います。

さて、これから紹介していこうと考えている内容は、決して難しい事ではなく、私自身が中学や高校で学び、理解し、実用出来た程度の内容です。また、陸上の専門的分野の紹介ではなく、部活を行う上で意識したいことや、練習効果を上げるためのポイントなど基本事項についての話なので、あまり気負いせずに見て頂けたらと思います。


前置きが長くなりましたが、本題に移ります。


はじめに、今日お伝えする内容を単純に言葉だけで表すと「情報を咀嚼し、理解し、判断する」となります。私たちは、陸上競技を行っていく上で、常日頃から様々な新しい情報得る機会があるでしょう。それは、ドリル動作であったり、練習メニュー、フォーム、筋トレ、ケア、はたまた食事や睡眠の取り方まで多岐にわたっています。さらに、大学陸上部となれば、陸上経験も各個人に差があり、経験者の間にもドリルや練習、理想フォームと違いが必ず生じてくるので、部員一人一人で差はあれど、新しい情報がどんどん流れ込んでくる環境にあるといえるでしょう(もちろん自ら進んで陸上雑誌や他校から情報を取り入れる場合も含め)。

私自身も、特に高校に入ってからは、中学と比べ高度なドリルや、いままでは意識が及んでいなかった範囲にまでフォームを意識することなど、急に情報量が増え始めた時期がありました。その時、先輩や顧問の教えから自分なりに、文頭で述べました「情報を咀嚼し、理解し、判断する」こと、つまり、そうした新しい情報に対しての心構えについて考えるようになったというわけです。

前述の内容で、この心構えが必要になる場面の説明を長々と書き連ねたわけですが、この事項の実用についてはシンプルに説明できる内容です。まず、「情報を咀嚼する」とは、簡単に言い換えれば、とりあえずよく理解できて無くても実践してみようということです。新しい情報を目の前にして、ありがちなパターンは理解する前に、「自分には必要ない」「自分には合っていない」と決めつけてしまうことだと思います(あくまで経験則ですが)。しかし、そうした「情報の判断」は確かな「情報の理解」が成された上で考えるべき事項であると、皆さんも理解できるでしょう。それが「情報を咀嚼し、理解し、判断する」の意味になります。

最後に、何故このような内容を説明させて頂いたかなのですが、それは皆さんに陸上に関して貪欲になってもらいたいという思いからです。

せっかく、新しいことを学べる環境にあるのに、得られた物は少ないなんてなんだか損した気分ですよね。ですから、とりあえずは出来る限りの(もちろん個人のペースでかまいません)得られた情報について実践し、繰り返し行うことを意識してみて下さい。そうして身についてはじめて、理解に及ぶのではないかと思います。そこまでいけば、各個人で合う合わないの判断をした後、その情報を取り入れるか否かを、確かなベースの上で決めることができるでしょう。

ここで、一つ大事なことは、陸上には正解がないということです。様々な事柄、例えばフォーム一つとっても多様な考え方が存在していますが、その中に絶対正解であるフォームなどは無く、陸上競技者一人一人が自分にあったものを選べばよいのです。ただ、その時に、今回説明したことを意識して頂ければ、選択肢の幅が広がり、より自分の正解に近づけるのではないでしょうか。

これから、この掲示板で(もちろん部活動中にも)様々な情報を伝えていこうと思います。その情報を咀嚼、理解、判断した上で、皆さん自身の「陸上」づくりに役立てて頂ければ幸いです。


以上で陸伝第一回を終わりたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。