皆さんこんばんは 半ば自己整理のために始めてしまいましたがこのコーナー タイトル「陸上部以下略」は長い(ついでにクサイセリフですがw)ので「陸伝」と略しましょうね 今日の内容はこれから自分が伝えていく情報と、皆さんが陸上に関して学ぶであろうことについて、どのような意識を持って接していくべきか自分の意見を書いていきます。なので、これからこのコラムを見て下さる方には、今回の内容を念頭に置いて話を聞いて頂けると、より一層の理解や、誤解を防ぐことに繋がるかと思います。 さて、これから紹介していこうと考えている内容は、決して難しい事ではなく、私自身が中学や高校で学び、理解し、実用出来た程度の内容です。また、陸上の専門的分野の紹介ではなく、部活を行う上で意識したいことや、練習効果を上げるためのポイントなど基本事項についての話なので、あまり気負いせずに見て頂けたらと思います。 前置きが長くなりましたが、本題に移ります。 はじめに、今日お伝えする内容を単純に言葉だけで表すと「情報を咀嚼し、理解し、判断する」となります。私たちは、陸上競技を行っていく上で、常日頃から様々な新しい情報得る機会があるでしょう。それは、ドリル動作であったり、練習メニュー、フォーム、筋トレ、ケア、はたまた食事や睡眠の取り方まで多岐にわたっています。さらに、大学陸上部となれば、陸上経験も各個人に差があり、経験者の間にもドリルや練習、理想フォームと違いが必ず生じてくるので、部員一人一人で差はあれど、新しい情報がどんどん流れ込んでくる環境にあるといえるでしょう(もちろん自ら進んで陸上雑誌や他校から情報を取り入れる場合も含め)。 私自身も、特に高校に入ってからは、中学と比べ高度なドリルや、いままでは意識が及んでいなかった範囲にまでフォームを意識することなど、急に情報量が増え始めた時期がありました。その時、先輩や顧問の教えから自分なりに、文頭で述べました「情報を咀嚼し、理解し、判断する」こと、つまり、そうした新しい情報に対しての心構えについて考えるようになったというわけです。 前述の内容で、この心構えが必要になる場面の説明を長々と書き連ねたわけですが、この事項の実用についてはシンプルに説明できる内容です。まず、「情報を咀嚼する」とは、簡単に言い換えれば、とりあえずよく理解できて無くても実践してみようということです。新しい情報を目の前にして、ありがちなパターンは理解する前に、「自分には必要ない」「自分には合っていない」と決めつけてしまうことだと思います(あくまで経験則ですが)。しかし、そうした「情報の判断」は確かな「情報の理解」が成された上で考えるべき事項であると、皆さんも理解できるでしょう。それが「情報を咀嚼し、理解し、判断する」の意味になります。 最後に、何故このような内容を説明させて頂いたかなのですが、それは皆さんに陸上に関して貪欲になってもらいたいという思いからです。 せっかく、新しいことを学べる環境にあるのに、得られた物は少ないなんてなんだか損した気分ですよね。ですから、とりあえずは出来る限りの(もちろん個人のペースでかまいません)得られた情報について実践し、繰り返し行うことを意識してみて下さい。そうして身についてはじめて、理解に及ぶのではないかと思います。そこまでいけば、各個人で合う合わないの判断をした後、その情報を取り入れるか否かを、確かなベースの上で決めることができるでしょう。 ここで、一つ大事なことは、陸上には正解がないということです。様々な事柄、例えばフォーム一つとっても多様な考え方が存在していますが、その中に絶対正解であるフォームなどは無く、陸上競技者一人一人が自分にあったものを選べばよいのです。ただ、その時に、今回説明したことを意識して頂ければ、選択肢の幅が広がり、より自分の正解に近づけるのではないでしょうか。 これから、この掲示板で(もちろん部活動中にも)様々な情報を伝えていこうと思います。その情報を咀嚼、理解、判断した上で、皆さん自身の「陸上」づくりに役立てて頂ければ幸いです。 以上で陸伝第一回を終わりたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])