皆さんこんばんは 今週は平和公園の99階段や出身高校でそこそこ練習してきました 高校陸上のエネルギーに触れて、大部 あと、久しぶりの階段メニューではかなりいい感じの疲労感を得ることができましたよ 沖縄にも広くて長めの階段があると練習できていいんですがねー 誰か知っている方がいたら是非教えて下さい! では、やることも事前に説明していますし早速始めたいと思います。 今回の内容は「レストとリカバリー」についてです。 短距離の練習日誌などではRes.やRec.などと表記されています。 この2つのワードは陸上のメニューを円滑かつ効果的、そして安全に行う上で重要な要素であるため、あえて今回、内容を再確認しつつ、注意事項や意識したい点について話していきたいと思います。 まずは実際の意味から説明します。琉大陸上部でメニューを組む立場として、皆さんにはこの方式で覚えて欲しいと思います。 ここで、知らなければならない単位として「本数」と「セット」があります。 本数は、スタートからゴールまでの区間を1本として数える単位です。表記する際には、200mを10本ならば200×10、300を1本と100を1本ならば300+100と表します。そして、セットはこの本数の一つの集まりです。例えば、300+100を1セットとして3回繰り返す場合には(300+100)×3となるわけです。 これらのメニュー表記で、セット中の本数を繋ぐのが「リカバリー」であり、セットを結ぶのが「レスト」となります。例えば、(300+100)×3 Rec.3分 Res.10分と書かれていれば、本数間に3分間、セット間に10分間の休みがあるということです。基本としてリカバリーはレストより短く、またリカバリーに限り100w(100m歩く)といった形式を取ることもあります。 さて、基礎知識の説明は以上です。 後半は、レストとリカバリーの持つ効果と、意識するべき点について、説明します。 レストとは、セット間を繋ぐ長めの休みのことです。 だからといって、レストの間中ダラダラ過ごしていいわけではありません。私たちは、このレストの間に、出来るだけ前セットの疲れを取り、次セットへと準備する必要があります。そのために、まず筋肉を軽くさすったりふるったりして疲れを取ることを考えます。時間に余裕があれば靴を脱ぎ(靴紐を解いても良い)血行を良くすることも効果的です。また、一時的に座ったり、体を横にして呼吸を整えることも必要でしょう。呼吸は、次のセットまでにほぼ完全に回復出来るのが理想ですし、そのためにレストは長くとられていると考えても良いかもしれません。ただ、あまり長時間座っていたり、走る寸前まで寝ていたりすると、せっかくウォームアップとメニューでほぐれた体を、再び準備不足にしてしまうことに繋がります。それを防ぐためにも、呼吸がある程度整ったら、歩いたり体操をしたりして体をほぐし、セット前には余裕を持ってスタート地点に行き、軽く流しなどもしておくと良いでしょう。 次にリカバリーですが、これは本数を接続しセットにまとめる小休止の役割を持ちます。 呼吸は完全に回復しない場合もあるでしょうが、次の本数を目標タイムで走れる程度には回復できなければなりません。そのため、レストと違い動きを止めないようにするのがコツです。足をさすったりたたいたりして刺激を与え、足踏みやジャンプなどをすると良いかもしれません。また、どうしても呼吸が乱れがちになるので、意識して深呼吸をゆっくりと行います。そして、この時体をくの字にして膝に手をつく姿勢はなるべくやめましょう。一時的に呼吸が楽になるような気がしますが、体を起こした時に余計呼吸が苦しくなるだけです。こうして、短い時間を有効に活用し、次の1本に備えましょう。 これらのことを意識して練習すれば、より良い練習が出来るだけでなく、怪我を防ぐことにも繋がります。 皆さんも是非実践してみて下さい。 では、本日はここまで。 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])