こんばんは無事沖縄に帰還しました豊崎です 更新遅れてしまいすみません 今日は「緊張と集中」について話します。前回に続き試合に関係する内容です。 試合も間近となり、皆さんも練習の中で、トップスピードやスターティングブロック、ないし各技術練やタイムトライアルなどを意識する機会が増えてきたかと思います。また、試合本番となれば皆さん多かれ少なかれ緊張することでしょう。 これはとある番組でとある野球選手やサッカー選手が話していたことですが、プレイをする際に最も力を発揮できる状態は「緊張:集中の割合が50:50」の時だそうです。その状態では、神経、感覚が研ぎ澄まされ、まわりの歓声などは聞こえなくなってしまうとか。まぁ、私たちがそこまでのメンタルコントロールを手に入れようと言うのは難しいことですし、一般人が真面目に試合等へのぞめば、ほとんどの場合において緊張の割合が高くなるに決まっています。 つまり、いかに緊張の度合いを下げるかということに意識を傾けたほうが、緊張;集中=50:50に近づけやすいのではと考えられるわけです。 では、それを実践するための方法についていくつか例を挙げます。 試合にのぞむ前の準備については前回の陸伝で話しました。そのように、自分のイメージ通りに行動することも余計な緊張をなくす手助けになります。 そして、試合の日は冷静かつ超ポジティブにいってしまいましょう。大まじめにポジティブシンキングしてください。人間あせるとミスしやすいですし、そういったミスは余計な緊張をあおる結果へと繋がります。何事も落ち着いて対処し、たいていのミスは超ポジティブに流しましょう。同じように、レーンや走者を確認する時も、周りの力量やレーンの悪さを気にするのではなく、レーン位置と走者から試合の流れを予想し、その中で走る自分の良いイメージを作り出すことが大切です。ポジティブに。また、走者のことも、速い人がいれば、その人に引っ張ってもらう、力量が同じくらいなら最後まで競り合う、そして勝つ、くらいにプラス方向へ捉えていきましょう。ポジティブに。それでイメージ通りいかなければ後で確認し直せばいいんです。だから、試合前に上手くいかないかもとか考えるのはナンセンスですよね。 本当は普段の練習時のイメージも生かすべき場面ですが、それについてはまた別の機会に話します。 ただ、タイムトライアル(TT)については今週にも予定していますので、スタート予備動作と一緒に説明しておきます。 皆さん、今度のTTは試合のつもりで挑みましょう、が結論です。 TTは、ある決められた時間に向けてアップを行い、本番にてベストを尽くす、といった内容の予行練習をするのにうってつけの機会です。そうした一連の行動に慣れておけば、本番での緊張を和らげてくれるでしょう。 そして、特に短距離において緊張緩和に大きな効果があるのがスタート動作です。人間不思議なもので、普段から慣れている行動を繰り返すことで、何故か心が落ち着いてしまうわけです。皆さんも、スタブロを合わせる所から位置に着くまで毎回同じ動作を行ってる人が多いですよね。このスタート動作、多少大げさでもいいので自己流の流れを意識してつくってみて下さい。自分でイメージして暗唱できるくらいのほうがいいかもしれません。これからスタブロ使うときは是非他の人を観察したり、自分で実践してみてください。結構楽しいですよ。 短めの説明でしたが、実際の試合において緊張の要因となるものは、説明したもの以外にも多岐にわたるもので、それは個人で大きく差が出るものです。また、試合はどれだけ回数をこなしても、完全に慣れるものではないでしょう。自分も、高2の夏頃から極端な緊張はしなくなりましたが、体調不良や練習不足による不安、リレーなどチームへの貢献に対するプレッシャーなどで緊張度合いは毎回変わっていくものです。ただ、一様に言えるのは、自分がどれ程の緊張で普段通り走れなくなるのか、そしてどのような理由で緊張してしまうのかなるべく理解しておくことが、緊張を制御する力になるということです。少し難しい表現になりましたが、つまり、積極的に試合に参加して、自分の経験を積んでいくことが大切だということです。 自分も、今年は試合出場数を上げていきたいと思っています。皆さんも、参加できる試合は積極的に参加していきましょう。 今回はここまで 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])