最後にドリルです。ドリルには重要な要素が多いですのでいくつかに分けて説明しますね。 1つは、単純に体をほぐすことにあります。今までのW-up動作よりも、実際に動かすことでより広い可動域をつくりだしています。W-upで行うドリルのことをDS(ダイナミックストレッチ)と呼称することがあるのは、より動的な体操であることをあらわしているわけです。 2つ目は、ジョグの時にも述べたフィジカルチェックです。ドリル動作を行いながら自分の体の状態を確認し、身体に異常がないか調べます。少しでも異常が見られるようなら無理はせず、流しで様子を見るか、必要なら、その日は走るのをやめる判断が出来るようにしましょう。走りたいからと言って無理をしても、状態の悪化や、ケガの長期化を引き起こすだけです。そうした場合には、自分だけで判断せずに、誰かに相談したり、病院で見てもらう方がよいでしょう。特に、陸上競技者はよくよく無理をする傾向がありますが、ケガをするよりは何日か休んだ方がよほどいいので、今回の内容を心がけてください。 3つ目は、毎日行う内容として重要な点で、ドリルの本質でもある、走りへの応用です。ここで知っていてもらいたいのは、全てのドリルは走り動作を分解したものの一部だと考えても過言では無い、ということです。W-upでおこなうドリルも、全て走りに通じる所があり、私たちは毎日技術練をしているようなものと考えることも出来ます。つまり、1つ1つのドリル動作を意識して行えば、日々フォームの改善が行えるというわけです。そのためにも、動作1つ1つの意味を理解し、何が意識できるのかを考えながら行えるようにしましょう。そうすれば、毎回繰り返す動作ですから、きっと身になるはずです。 今回の説明はこのくらいにて。 重要なのは、自分の行っている動作にどのような意味があるのか、常に意識しながら練習することだと思います。これは、W-upに限らず、陸上全般に通ずることです。もちろんそれを完全に行える人はいないのかもしれませんが、努力することは出来ます。誰かが「能力に限界はあるが、向上心に限界はない」と教えてくれた記憶があります。僕も、より積極的な陸上競技者を目指して頑張っていくので、皆さんも是非今日の内容含め、チャレンジしてみてください。 更新遅れた上に、文章めちゃくちゃだったらすみません。今目眩がする程度には眠いですw なのでもう寝ますね~ 皆さんまた次回お会いしましょう それでは 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])