皆さんこんばんは 前の練習ではタイムトライアルを行い、いよいよシーズンといった感じで皆さんも気合い入ってきたかと思います。試合や記録会など含め、こうした自分の力を確認できる機会を有効に使い、徐々に調子を上げていけたらいい感じですね。 さて今日は本題に入る前に連絡です。 今週から講義もはじまり、土日に実習や試合その他で時間が確保できなくなりそうなので、週1の更新ペースを少し落としていくかもしれないので、あらかじめご了承下さい。 まぁ、部活や試合で思うところがあったり、もともと話そうと思っていたネタをゆるゆる上げていくつもりです。 では本題です。 今回は「W-upの意義」についてです。ただ、この内容の方法論について話し出すととてつもなく長くなりそうなので、自分がいつもこういったことを意識してやってますよー、という感じで話を進めていきます。 今回扱うW-upの範囲ですが、実際に走る動作を行う、流し、より手前に行う内容を指定したいと思います。 まず、W-upの基本的な役割についてですが、これは単純で走る準備を整えることにあります。体をほぐしケガを予防すると共に、体の可動域を広げより良い走りを可能にするのです。特に、私たち現代人は椅子に長時間同じ姿勢で座っていることが多いので、筋肉や関節は凝り固まってるし、姿勢も悪くなっています。そんな状態から、走れる状態まで移行するのに、私たちは毎回手順を踏んで体を起こしているわけです。 その手順は個人差はあれど、大体は、ジョグ→体操→ドリル→流しの順で行っていると思うので、順を追って、それぞれについて補足説明していきます。 まず、ジョグですが、これは一番最初に体を動かして血を巡らせ、全身をほぐす役割があります。W-upの最初の動作ですから多くの場合、ウォークから徐々にジョグへと移行する場合がほとんどでしょう。また、冬場などでは、体が温まるのが遅いので、少し長めのジョグが必要になってきます。 さらに、ここで意識してもらいたいのは、体の状態確認についてです。私たちの体は、日常生活でゆがんでいたり、前日までの疲れを持ち越していたりと、コンディションに問題を抱えている場合が多いです。そうした身体の異常を確認するのに、ジョグはとても良い機会となります。自分で普段意識しているような、地面への設置、タイミング、軸のバランスなどをよく確認し、その日の練習で意識するべき点を、事前に知っておくと、より効果のある練習へとつなげられるかもしれません。 次に体操ですが、より部分的な筋肉や関節をほぐすことが目的となります。ここでは、皆さん自身の体操バリエーションがあるので細かいことはいいませんが、一通り体全体がほぐせるように心がけましょう。そして、体操1つ1つを行うときに、一体何処をほぐしているのか意識できるようになるべきです。同じ体操だと思っていても、ほんの少し力の入れ方が違うだけで、まったく別の効果を生み出すことがよくあります。普段やっている自分の体操を再確認し、自分が何処をほぐしているのかきちんと把握できるようにしてください。 (字数制限越えたので前後編に分けます) 必須 2000文字以内 [bbs:youtube:(Youtubeの動画ID)]と書くとYoutubeの動画が貼れます。(例:[bbs:youtube:OQThUAQ0UN0])